ウコンの加工
掘り起こした紫ウコンを流水で洗ってみました。 | 加工するのは大きい芋 | さっと芋洗い機で土を落とします。 |
ウコンの根切 |
今度は入念に洗います。 | こんな感じでどんどん綺麗になっていきます。 |
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年代物の芋スライサーが手に入りました。手回しですが、以前のようにウコンを手に持ってスライスするより、遥かに仕事がはかどります。3時間かかっていたものが、15分程に短縮できました。手動ですので、とても安全です。 追記 この機械に興味のある方が非常に多いようなので、メーカー名などを記しておきます。今はもう、なかなか手に入らないと思いますが・・・。鹿児島の文明農機が、昭和20年代頃に作っていたそうですよ。記念に掲載しときます。 | ||
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エビラにスライスした紫ウコンを並べます。 | 約半日間で乾燥完了です。ウコンも腐敗することなく安心です。 | パリパリのチップを荒挽きします。これは春ウコンです。現在は専用の機械で砕きます。 |
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微粉末にする機械は、スクリーンが目詰まりしないように注意します。 |
目つまりしないようにコンプレッサーでこまめに清掃します。 | 電子ばかりで粉末の重量を量り、丈夫な袋でパックします。 |
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ウコン加工の様子
ウコンを軽く芋洗い機で洗い、土を落とします。ヒゲ根を包丁やハサミで落とします。このヒゲ根は、手で強引に引っ張っても簡単には取れないほど丈夫です。とにかく、この作業が一番大変で、時間が非常にかかります。現在では、お陰様でたくさんの農家さんのお力もお借りしています。小さな子どもから高齢者までができる仕事なので、ありがたいです。
ウコンのヒゲ根をむしった後は、もう一度、芋洗い機で念入りに洗浄します。給食センター等でよく見かける芋洗い機と同じものです。
よ〜く洗ったら、ウコンをスライスします。
このスライサーは昭和初期の芋きり機です。幸運な事に手に入れることができ、工程時間が10分の1以下になりました。「スパスパ♪スパスパ♪」快音を奏でながらスライスウコンが飛び出してきます。
そのスライスされたウコンを、乾燥機のエビラと呼ばれる乾燥カゴに適度に並べていきます。
いよいよウコンの乾燥に入りますが、約半日かかります。全体がパリパリに乾けば終了です。
パリパリのウコンチップは思いのほか固くて、なかなか粉砕できません。そこで、飼料などを粉砕する機械を荒挽き専用の機械として使用しています。
(現在は専用の機械を使用中。)
ウコンチップの荒挽きが終わったら、次は、微粉末に加工します。
それからウコンの粉末を加熱水蒸気で殺菌します。
保存性のよいアルミパックに入れて、シーラーでパックし皆様のもとへお届けいたします。
こだわり
育成過程においても、
化学物質にはなるべく触れないような配慮はしておりますが、
ウコンを洗う水も地下83m(海抜ー43m)の太古の水を使用しています。
飲めば胸でスッと消えてなくなる感じがするほどピュアな水です。
業者さん曰く、雨が降ってから浸透するまでに5000年はたっているとか!?